作業療法士のお仕事を目指すきっかけは?
高校1年生終わりの文理選択で将来のことを考えないといけなくなった頃、友人が理学療法士になりたいと言っていたので何気なく調べてみたときに、作業療法士について知り、職域の広さを魅力に感じました。それまでは、なんとなく人と関わる仕事がしたい、周りの人に笑顔でいてほしいと思っていましたが、具体的な仕事に結びつけることができずにいました。しかし、作業療法士だったら、失語症になった祖父や認知症が進んできた祖母、介護に疲れている祖父母や両親、不安障害になって高校を中退した友達、小学校でよく一緒に遊んでいた特別支援学級の女の子など、子どもから大人まで、病気や障害の有無にかかわらずサポートすることができると考え、作業療法士を目指すことにしました。
ゆずを選んだ理由を教えてください。
尾道へ移住することが決まったときに、以前神奈川で働いていた時の会社の社長が全国の介護事業所に詳しかったので、尾道で頑張っている事業所を知らないかと尋ねてみたところ、ゆずを紹介してくれました。すぐに川原代表に連絡を取ったところ、2週間後には面接の場を設けてくださり、川原代表と堀田専務があたたかく迎えてくださいました。その際に、ゆずが目指している介護や、会社としての今後の展望について熱くお話を伺い、大変共感しました。また、将来は自分で開業したいと思っていることを伝えたところ、ゆずでの働き方についても具体的に提案してくださいました。川原代表と堀田専務の人柄に惹かれたことと、日々のケアに納得感をもって働きつつ、自分が将来やりたいことにも繋げられると思えたことで、入職を決めました。
埼玉県から広島県に移住をしてよかったなと思うことを教えてください。
出身は宮崎県ですが、今まで九州や関東を転々とする生活をしていました。今回、縁があって尾道に移住しましたが、山育ちの私にとって憧れだった、海が近くにある生活ができていて、移住してよかったなと思います。特に千光寺公園から見る尾道水道の景色が好きで、よく見に行っています。友達も親類もまったくいない初めての土地でしたが、川原代表や堀田専務をはじめゆずのみなさんのおかげで楽しく充実した日々を過ごせています。聞き慣れなかった備後弁も、利用者さんに教えてもらいながら勉強中です。お好み焼きや牡蠣など、広島ならではのおいしいものを食べているときも、移住してよかった!と思います。
現在求職活動中の方へメッセージをお願いします。
ゆずで働いて9か月になりますが、全スタッフが理念の実現のために試行錯誤しているので、利用者さんに対してまっすぐに向き合うことができて、充足感を持ちながら働く事ができています。また、作業療法士として、利用者さんの生活や家族に寄り添いながら働くことができる楽しさも日々感じています。そして、ゆずは、利用者さんのことはもちろん、スタッフのことも大事にしてくれる会社だと感じています。ゆずに入職したときに、子育て世代や介護が初めてというスタッフが多いことに驚きました。自分の周りの環境が今と変わっても長く働き続けられそうだなと、周りのスタッフの働き方を見て思っています。介護の仕事やゆずでの働き方に少しでも興味がある方と一緒に働けることを楽しみにしています。