事業所の特徴・理念
「いつまでも どこまでも フリースタイル」
特色について
昨今、高齢者が地域の方々と触れ合う機会が少なくなったと言われています。ゆずっこ向島では、同施設内に小規模多機能型居宅介護、企業主導型保育施設が隣設されており、生活の中で様々な人と触れ合う機会が多くあります。保育園からは、子どもの泣き声や笑声が聞こえ、時には一緒に遊んだり、お手伝いをしながら集団生活が送れる施設です。
また、山や海などの自然に囲まれ、新鮮な野菜や魚介に恵まれていることもあり、買って、作って、食べて、楽しみながら四季を感じる事ができる環境でもあります。暮らしの中で多世代の方と関わり、自然豊かな馴染みの地域で、大事な時を生き生きと過ごしてほしい、入居された後も今までと変わりのない“普通の暮らし”を送って頂ける施設を目指しています。
わたしたちの想い
小鳥の囀りで目が覚め、海沿いをドライブしながら買い物に出掛け、地元の新鮮な食材を食べられる。時には、友人や家族と一緒に過ごす時間を持ち、慣れ親しんだ地域行事に参加し、馴染みの方と語り合う。隣設される保育園の園児と触れ合いながら、子育ての記憶を思い出す。そんな当たり前の暮らしが実現できることを目指しています。そのために私たち職員は、入居者様の表情・言葉・行動をしっかりと観察しながら、不安や心配な気持ちがあれば、寄り添い聞く事(傾聴)、それらの想いを受け入れる事(受容)を心掛けています。
「今、○○に行きたいの」と言われる事も多く、その方がなぜ行きたいのか職員全員で想いを共有し、私達と同じように「いつでも出かけられる環境作り」を意識し、密にご家族様と連絡を取り相談や報告ができるよう努めながら多職種との連携も図っています。これからもゆずっこで、気兼ねすることなく自身の想いを伝えられる事ができ、共に助け合い支え合う事ができる施設でありたいと想っています。
園の取り組み
ゆずっこ向島では、入居者様の想いを大切にしています。行きたい場所、会いたい人、したいことが制限されることなく、可能な限り実現できるように取り組んでいます。
認知症である入居者様は、想いを直ぐに行動に移されます、行動を阻止されたり曖昧にされてしまうと不安や苛立ちにより自分の感情がコントロールできなくなったり、体調不良を引き起こすきっかけになる事もあります。
そうした様々な様子を観察し、想いを汲み取り寄り添える職員像を目指し、会議やカンファレンスを開催する中で「認知症の理解」を深め、認知症実践者研修への参加も勧めています。
また、入居者様が住み慣れた地域で沢山の方々と関われるように地域行事へも積極的に参加し、2ヵ月に1回開催される運営推進会議では、地域の方々のご意見をお聞きし情報交換や施設の運営についても報告しています。
ゆずっこでは、入居者様の暮らしをお手伝いさせていただく職員も個々の家庭の状況がある中で働ける職場を目指し、入居者様や家族様と一緒にひとりでは実現できないことでも協力と理解、そして支え合っていくことで、互いが幾つになっても、どこに居ても、今までと変わらない自分らしい生活が送れるようにとの願いを持って「いつまでもどこまでもフリースタイル」を理念に掲げ、同じ意識を持ち頑張っています。
よくある質問
Q:予約した場合、入居は予約した順番ですか?
申し込み状況を確認し、空き部屋が出た場合、順次申し込み順に入居されています。申し込みをされても緊急性の高い方や予約待ちの方から優先されます。
Q:一ヶ月にどれくらいお金がかかりますか?
家賃・敷金・食材料費・維持管理費・ハウスクリーニング費(※退居時請求)・理美容費(※希望者のみ)・介護度による介護保険給付サービス利用料・おむつ代などの日用品代となっております。要介護度やおむつなどの日用品の使用量により利用料金が変動しますので、詳しくは担当職員までご連絡ください。
Q:テレビ、仏壇、家具等の持ち込みはできますか?
居室はお住まいと同様にお使いいただけますので、使い慣れた家具、家電、仏壇など、ご自由にお持ち込み下さい。ただし、カーテンに関しては防火カーテンの持ち込みをお願いします。
Q:施設見学はできますか?
見学は随時承っています。事前にご連絡を頂けましたら、担当職員より詳しくご説明をさせていただきます。
Q:入居後、家族と外出や外泊などはできますか?
事前に希望日をお知らせいただければ可能です。詳しくは担当職員までご連絡ください。
Q:医療機関との連携はありますか?
三宅医院と大田垣医院の連携があります。
Q:受診は家族が対応しなければなりませんか?
連携医に受診する場合は、送迎費がかかりません。ただし、連携していない病院に受診が必要となる場合は、基本的には家族に依頼をしております。諸事情により受診が行えない場合、職員が送迎することが可能です。※その場合、別途費用(片道:2,500円)が発生します。
Q:飲酒、喫煙は可能ですか?
健康上問題ない方に関しては、飲酒・喫煙について主治医と相談しつつ対応可能です。
Q:入院となった場合はどうなりますか?
短期の入院であれば、そのまま入居が継続できますが、長期の入院となる場合は、退居となります。その際は、またご相談ください。
Q:コロナ禍ですが、面会は可能ですか?
感染防止に努めたうえで、面会は可能です。コロナウイルス感染状況により対応方法が変わりますので、詳しくは担当職員までご連絡ください。